大同コンサルタンツ株式会社の毎年恒例の行事として、夏期に「夏の家」があります。
これは、夏期休暇を利用して指定のホテルの宿泊費を会社が負担してくれるというありがたいシステムとなっており、毎年多くの人が利用し家族や社員同士で夏の休暇を満喫しています。
そして、今年もその時期がやってまいりました。
それでは、行ってみましょう。
DAY1 8月1日
唐突ですが、静岡県といえば皆さんは何を想像されますか?
食料で言えば、お茶やみかん、うなぎ、浜松餃子。
場所で言えば、浜名湖や富士山、熱海等が有名ですよね。
そんな中、最初に私の脳裏によぎったのは、「ハンバーグ」です。
何を言っているんだコイツ?と思った人も少なくないかもしれません。
ですが、知っている人は知っている、静岡県では知らない人がいないほど超有名で
今一番ホットなハンバーグ屋があるのです。
それは、「炭焼きレストランさわやか」です。
ここは、味と品質にこだわる静岡県にのみ存在しているハンバーグ屋です。
ではなぜ、そんなに有名なのに静岡県にしかないのか。
それは、賞味期限が非常に短いハンバーグが、袋井市にある本社工場から出荷されるため、工場から直送できる距離に限界があるからです。
そこまで言われてしまうと、実際どんな味なのか気になるのは人間の性というもの。
それではいってみましょう。
「炭焼きレストランさわやか」の看板メニュー『げんこつハンバーグ(250g)』です。
この熱気がすごい!
肉から肉汁、口からよだれ、そして額から汗があふれてきます
実はこのハンバーグ、げんこつの名のとおり最初は球体で運ばれてきてきます。厚みがあるため中は生状態。
店員さんに半分にカットして頂き、熱された鉄板で焼きながら食べるというスタイルです。
牛100%のこのハンバーグをひとたび口の中に入れれば、表面はしっかりとした触感、鉄板と接する面は焼けたばかりで柔らかくあふれる肉汁が、中はとろとろにとける肉の味を楽しめました。
同じ肉を三種の加減で味わえる、なんとも贅沢な一品。
ごちそうさまでした。
余談ですが、ハンバーグは、ひき肉を固めた料理です。ひき肉はブロック肉に比べ、空気に触れる面積が多いため、通常であれば生ハンバーグなんてものは衛生的に危険すぎて食べれませんが、ここは流石「炭焼きレストランさわやか」。高度な衛生管理の成せる業ですね。
宿泊先のホテルアンビア松風閣は海沿いにあるホテル。
ホテル内には一本の松。ロビーにも松の絵が飾ってありました。
松は防風林によく利用される植物なので、そういう意味からも「松風閣」という名が付けられたのかもしれません。
ホテルの室内からは海が一望できました。
残念ながら当日は生憎の曇り空でしたが、晴天なら富士山が見えるそうです。
撮影できなかったので部屋から見えた何枚かの写真を。
廊下から反対側を眺めると、街が一望できてこれはこれでよい景色ですね。
DAY2 8月2日
お昼時です。
静岡の食べ物でこの時期といえば、なんでしょう。
そう、「ウナギ」です。
土用の丑の日は過ぎましたが、気持ちはまだまだ丑の日です。
というわけでうな重を食べてきました。
お邪魔したお店は「うなぎや さくめ」。狭い店内は歴史が感じられる純和風な店内。うなぎを食すには最高の環境ですね。
スーパーで買うものとは違い、肉厚で脂も乗っていて口の中でホロホロととろけます。
噛む必要なんてない。このウナギはもやは飲み物ですよ、飲み物。米とウナギのスムージーですよ。
炭火で焼いた香ばしい匂いがまたウナギの味を一層引き立てます。
静岡のウナギ、是非ご賞味あれ。
ごちそうさまでした。
さて、時間も終盤。もう帰り際です。
最後に立ち寄ったのは、「鍾乳洞 竜ヶ岩洞」。
マイナスイオンがとても濃い空間なのだそうです。
忙しい我々現代社会人。マイナスイオンに実際どれくらいの効果があるかなんて知りませんが、せっかく休暇を使うので家で寝転がっているより癒さることに期待しましょう。
涼しい!
何ですか。この酷暑を微塵も感じさせない空間は。
もうずっとここにいたい。会社をここに移築しましょう。きっと仕事が捗りますね。
余談ですが、地下数十メートルまで行くと、年間の温度が約17度程度で安定するそうです。
「鍾乳洞 竜ヶ岩洞」は山の中にあるので、このように涼しいんですね。
きっと冬に行けば温かいのではないでしょうか。
良い場所に行き、好きなものを食べ、とても充実した二日間でした。
来年もまた、良き旅行ができますように。